うどんは体を温める?体を冷やす?その理由とは?
うどんは温かいおつゆで食べてもざるうどんのように冷やして食べても、どちらも美味しいですよね。
地域にもよるかもしれませんが、やはり温かいうどんの方が食べる機会が多いのではないでしょうか。
特に寒い冬の日に温かいうどん、それも鍋焼きうどんなどはアツアツで体の芯から温まるように感じますが……
うどんは体を温めるのでしょうか、冷やすのでしょうか?
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【目次】
うどんは冷やす?温める?その理由は?
食べ物には体を温めるものと冷やすものとがあります。
その食べ物が温かいか冷たいかではなく、体を温めるはたらきのある食べ物か冷やすはたらきのある食べ物かということですね。
冬が旬のものは体を温めて、夏が旬のものは体を冷やす。みなさんご存じのことでしょう。このように体を温める食べ物か冷やす食べ物かの見分け方はいくつかありいます。
その見分け方のひとつが食べ物の「色」。ひとつの目安ではありますが、食べ物の色によって温めるものなのか冷やすものなのかを区別することができます。その区別のしかたは……
- 赤、黒、オレンジ色の食べ物は、体を温める
- 青、白、緑の食べ物は、体を冷やす
では具体的に、それぞれどんな食べ物があるかというと……
- 温める食べ物:
そば、黒砂糖、黒パン、黒豆、小豆、赤味のお肉、赤身の魚、卵、海藻など - 冷やす食べ物:
うどん、白砂糖、白いパン、白いごはん、牛乳、豆腐、化学調味料など
うどんは色の白い食べ物。ですので「体を冷やす食べ物」ということになります。
精製されたものは体を冷やす傾向に
うどんは小麦粉から作られます。その小麦粉は小麦の表皮(ふすま)や胚芽を取り除いて、真ん中の胚乳を粉にしたもの。
玄米を精製すると白米になるように、小麦を精製すると胚乳になります。その胚乳を粉にしたものが「小麦粉」なのですね。
ちなみに小麦を精製しないで表皮(ふすま)から胚芽から胚乳からすべてを粉にしたものが「全粒粉」と呼ばれるものです。
精製された小麦から作られる「うどん」は体を冷やす食べ物。精製しないでそばの実のすべてを粉にして作られる「そば」は体を温める食べ物となるのです。
うどんで体を温めるひと工夫
うどんが体を冷やす食べ物だからといって、食べてはダメということではもちろんありません。でも冷え性の人には気になりますよね。
そこで、うどんで体を温めるためのちょっとした工夫を紹介します。
体を温める食べ物をうどんにプラス
体を冷やすのは「うどん本体(つまり麺のこと)」です。ですので体を温める食材をプラスしてみてはいかがですか?たとえば……
- 味噌をたして味噌煮込みにする
- ネギを薬味に使う
- 七味唐辛子を薬味に使う
うどんと一緒に体を温める食べ物を
うどん自体に追加できなくても、一緒に食べるおかずとして体を温める食べ物を取り入れるのもいいですね。
手軽なのはお漬物を一緒に食べること。発酵食品は体を温める食べ物ですし酵素もたっぷり。浅漬けよりも少しでもしっかりと漬けてあるものがおすすめです。
また海藻も体を温める食べ物ですのでわかめやひじきもおすすめ。同じく、土の中にできる野菜も体を温める食べ物。にんじんやごぼうのきんぴらもいいですね。
このように、うどん単体(つまり麺のこと)だけを見ると体を冷やす食べ物ではありますが、食事全体として温める食べ物をプラスすることで冷え対策になっていくのです。
★くわしくは↓
体を温める食べ物と冷やす食べ物には何がある?~具体的にご紹介
★こちらもご参考に↓
体を温める食べ物か冷やす食べ物かの見分け方とは?
最後に、そもそも なぜ「冷え」が起きるのでしょうか?
冷えの根本的な原因は2つ。あなたはどちらに当てはまりますか?
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冷えの原因はこの2つ
冷えの原因は、結局のところ次の2つではないでしょうか。
- 体の中に熱が足りない
- 体の中に熱があるのに、流れが悪くて行き届かない
1.熱が足りない人は、お風呂や運動で熱を供給
1.の「熱が足りない人」は、体を冷やすものを減らすとともに、運動したりお風呂にゆったりとつかるなどして体を温めることが大切です。
体の中で熱を作るのは筋肉の役割。筋肉の少ない人は冷えやすくなるので、運動する、バスや自転車を徒歩に変える、エスカレーターを階段に変えるなど、体を動かすように心がけましょう。
お風呂では、ややぬるめの湯船に15分間。体温が1℃ほどアップします。体もほぐれて寝つきもよくなって、ぐっすりと眠れるでしょう。
2.熱があるのに行き届かない人は、体の流れをよくしよう
2.の「熱があるのに流れが悪くて行き届かない人」は、体が固くなっていませんか?
肩こり、首こり、背中がガチガチ、足がむくむ……。ストレスの多い人は特に体が固くなりがちです。
そんな流れの悪い状態では、体の中にいくら熱があっても行き届きません。かたくなった体をほぐして、流れをよくしてあげましょう。
41度以下のお風呂に15分ゆったりと入ったり、軽い運動をしたり、深呼吸したり、ストレッチしたり、自分で体をもみほぐすなどして、普段からこまめにほぐしてあげてくださいね。
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この記事の執筆者:
株式会社ナチュラルハーモニー代表 斉藤豊
1995年から栄養補助食品の販売業務をきっかけに栄養学を学ぶ。以来、健康食品・健康器具など10年の業務経験とともに自律神経など体のしくみを学び、2006年に健康通販(株)ナチュラルハーモニーを設立。
リラックスジェル「プアーナ」、内科医・医学博士の堀田忠弘先生考案・監修「野菜力で輝け」、医学博士の吉村尚子先生開発の和漢の健康茶「浄活茶」など天然由来成分100%の健康商品を販売して今年で18年目を迎える。※執筆者プロフィールはこちら
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