寝ても疲れが取れない原因はなに?眠りと自律神経の関係
寝ても疲れが取れない人が増えています。
- 長い時間寝ても疲れが取れない
- 朝から体が重たい、だるい、肩がこっている、腰が痛い
- 体がガチガチに固い
- 疲れるようなことをしていないのに体が重たく疲れが取れない
寝ても疲れが取れない。これはどうしてなのでしょう?
※参考サイト:厚生労働省 e-ヘルスネット「自律神経失調症」、「ストレス」
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【目次】
寝ても疲れが取れない原因とは?
寝ても疲れが取れない原因を簡単にいうと、体が疲労回復モードにしっかりと切りかわっている時間が短いから。
疲れが取れない原因を自律神経の観点から見てみると、とてもわかりやすく説明がつきます。
健康状態を維持しているのが自律神経。
- 交感神経:
活動・緊張・ストレスモード。おもに日中にはたらく神経 - 副交感神経:
休息・修復・リラックスモード。おもに睡眠中にはたらく神経
この正反対の2つの神経からなるのが自律神経。この2つの神経がバランスよく交互にはたらくことで健康状態を維持しています。
しかし精神的・肉体的ストレスが多いと、交感神経ばかりがはたらいてしまって副交感神経がはたらけなくなります。
寝ても疲れが取れないというのも、ストレスが多いために交感神経ばかりはたらいしまうことが原因。
副交感神経にしっかりと切りかわらないので、寝ていても疲れの回復が十分進まないのです。
★くわしくは↓
自律神経が乱れる原因と自律神経を整える方法とは?
眠りが浅い、夜中によく起きる、よく寝ても疲れが取れないというのは、副交感神経にしっかり切りかわっていない証拠ですね。
では、どうしたら解消できるのでしょうか?
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寝ても疲れが取れない体を解消する方法
疲れが取れない人の体のメカニズムは……
根本的な原因は、ストレスによって交感神経ばかりはたらいていて、疲れを回復する副交感神経が十分はたらいていないこと。
とはいえ、ストレスを減らすことは難しいので、副交感神経をはたらかせる生活のコツを紹介します。
- シャワーではなくお風呂につかる(心地よい湯温でゆったりと)
- 寝る前にパソコン、テレビ、ゲームをしない
- 深呼吸する(特に息を吐く時は細く長く)
- 適度に運動する(ウォーキング、ジョギング、水泳など)
- 食物繊維、酢のもの、辛いものを食べるようにする
- 寝る前は蛍光灯をやめて電球にする
- なるべく全身の筋肉をほぐす(マッサージをしてもらう)
★くわしくは↓
自律神経を整える10の方法とは - 普段の生活でできるコツ
睡眠中にしっかりと疲れをとるには寝る前の「体ほぐし」が大切。
マッサージされてトロ~ンと眠たくなるように固くなった体をほぐすことで「回復・睡眠モード」に切りかわります。
お風呂あがりや夜寝る前には、ゆっくりと呼吸しながらストレッチしたり、体をもみほぐしたり。
がんばった体をしっかりとほぐしてあげてから眠りにはいりましょう。
以上、寝ても疲れが取れない原因と解消法についてお伝えしました。
さて、疲れがとれない、体が重たい、体調がいまひとつ……というあなた、肩こり、背中がカチカチ、体が固くなっていませんか?
マッサージされると体が軽くなるように、体をほぐせばぐんぐん元気に楽になります。
そこで自分で深く体をほぐす方法をご紹介。自宅で簡単、誰でもすぐできる方法ですので、ぜひ試してみてください。
ゆるめて軽い体になる方法とは? >>
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この記事の執筆者:
株式会社ナチュラルハーモニー代表 斉藤豊
1995年から栄養補助食品の販売業務をきっかけに栄養学を学ぶ。以来、健康食品・健康器具など10年の業務経験とともに自律神経など体のしくみを学び、2006年に健康通販(株)ナチュラルハーモニーを設立。
リラックスジェル「プアーナ」、内科医・医学博士の堀田忠弘先生考案・監修「野菜力で輝け」、医学博士の吉村尚子先生開発の和漢の健康茶「浄活茶」など天然由来成分100%の健康商品を販売して今年で18年目を迎える。※執筆者プロフィールはこちら
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