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体を温める野菜と冷やす野菜とは?その見分け方も紹介します

野菜

野菜にも体を温めるものと冷やすものがあります。

その見分け方として、夏野菜は体を冷やすなどご存じのものもあるでしょう。そのほかにも体を温める野菜か冷やす野菜かの見分け方があります。

そんな見分け方をご紹介したうえで、体を温める野菜にはどんなものがある?冷やす野菜は?について具体的にお伝えします。

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【目次】

温かい料理が体を冷やす?

温野菜や煮物など温かい料理だからといって、体を温めるとは限りません。

サラダのような冷たい料理よりも温かい料理のほうがいったんは温まるでしょう。

でもどの野菜を使うかによって体を温めるはたらきに大きな差があります。

たとえば……

体を冷やす野菜であるキャベツ、ナス、セロリ、トマト

キャベツとナスとセロリとトマトのスープ。料理としては温かいですし食べた時はきっと温まるでしょう。

でも食材としてはどれも体を冷やすもの。このようなものばかりを食べていくと将来的には冷え性になりやすい傾向がある、ということですね。

逆に、生姜、ごぼう、れんこん、ネギ類などを習慣的に食べていけば、冷え知らずへと変わっていくことも期待できます。

では、体を温める野菜なのか冷やす野菜なのかの見分け方についてご紹介します。

温める野菜と冷やす野菜の見分け方

体を温める野菜なのか冷やす野菜なのか。その見分け方をお伝えします。

旬の時期での見分け方

  • 冬が旬の野菜は体を温める
  • 夏が旬の野菜は体を冷やす

かぼちゃや生姜は冬が旬なので温める野菜。トマトやキュウリは夏が旬なので冷やす野菜、という見分け方です。

野菜のなる(できる)場所での見分け方

  • 地面の「下」にできる野菜は体を温める
  • 地面の「上」にできる野菜は体を冷やす

野菜にはじゃがいものように地面の下にできる野菜もあれば、ナスのように地面の上にできる野菜がありますよね?

にんじん・ねぎ・さつまいもなどは地面の下にできるので温める野菜。

レタス・ほうれんそう・なすなどは地面の上にできるので冷やす野菜、といった感じですね。

さらに……

  • 黒い色、赤い色、オレンジ色の野菜は体を温める
  • 白い色、青い色、緑色の葉物野菜は体を冷やす

ただしトマトは色は赤いですが南米の暑い地域が原産なので体を冷やします。夏野菜の代表でもありますね。

★ご参考に↓
体を温めるものと冷やすものの見分け方

では、体を温める野菜と体を冷やす野菜について 具体的に紹介します。

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体を温める野菜

温める野菜であるニンジン、ねぎ、レンコン、キャベツ

体を温める野菜にはどんなものがあるかというと……

  • にんじん
  • ねぎ、たまねぎ
  • ごぼう
  • れんこん
  • かぼちゃ
  • 生姜
  • にら
  • にんにく、にんにくの芽
  • 山芋
  • ふき
  • こんにゃく
  • 赤唐辛子

体を冷やす野菜

冷やす野菜であるレタス、ほうれんそう、きゅうり、トマト

体を冷やす野菜にはどんなものがあるかというと……

  • レタス
  • キャベツ
  • 白菜
  • ほうれんそう
  • 小松菜
  • きゅうり
  • トマト
  • なす
  • ゴーヤ
  • セロリ
  • もやし
  • おくら
  • 大根

トマト・キュウリ・ゴーヤといった夏野菜は体を冷やすとご存じの人も多いでしょう。

しかし鍋の材料に欠かせない冬の野菜「白菜」が体を冷やす野菜だ、というのは意外ではないでしょうか?これは白菜が「地面の上にできるもの」であり「緑色」の野菜だからです。

さて食べ物を選ぶ時は「体を温めるか冷やすか」だけに着目するものではありません。

バナナは塩分を排出してくれるカリウムが豊富ですし、南国のフルーツやトマトは抗酸化作用が高い食べ物。

葉物の野菜には食物繊維が豊富ですし、大根は天然の胃薬と呼ばれるほどお腹によい食べ物です。

なにごともバランスが一番大切。体を温めるか冷やすかはあくまでも食品選びのひとつの基準として考えて、いろいろな野菜をバランスよく食べたいものですね。

そこで……

冷やす野菜→温める野菜に変える方法

いくら冷え性だからといっても温める食べ物ばかり食べるわけにもいきません。

そこで体を冷やす野菜を温める野菜に変える方法があります。その方法がこちら。

  • 発酵する
  • 熱を加える
  • 圧力を加える

たとえば……

  • 白菜(冷やす野菜)→ 加圧 → 白菜の漬物(体を温める食べ物)
  • 白菜(冷やす野菜)→ 加圧・発酵 → 白菜のキムチ(体を温める食べ物)
  • 緑茶(冷やす飲み物) → 加熱・発酵 → 紅茶(体を温める飲み物)

食事にお漬物やキムチを追加したり、食後のお茶を緑茶から紅茶にかえるなど、手軽な方法で体を温める食べ物をを取り入れてみてくださいね。

以上、体を温める野菜とその見分け方についてお伝えしました。

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執筆者
この記事の執筆者:
株式会社ナチュラルハーモニー代表 斉藤豊

1995年から栄養補助食品の販売業務をきっかけに栄養学を学ぶ。以来、健康食品・健康器具など10年の業務経験とともに自律神経など体のしくみを学び、2006年に健康通販(株)ナチュラルハーモニーを設立。
リラックスジェル「プアーナ」、内科医・医学博士の堀田忠弘先生考案・監修「野菜力で輝け」、医学博士の吉村尚子先生開発の和漢の健康茶「浄活茶」など天然由来成分100%の健康商品を販売して今年で17年目を迎える。※執筆者プロフィールはこちら

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