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低体温の原因となる6つの生活習慣とは?

低体温の女性

低体温の原因となってしまう生活習慣とはどんなものでしょうか?

低体温がさまざまな不調の原因となっていることはご存じでしょう。体温が高い人ほど美しく健康でいられます。

そこで不調を解消して若々しくあるために、低体温の原因となる6つの生活習慣についてお伝えします。

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【目次】

低体温の原因(1)運動不足

ウォーキングやジョギングなどの運動

筋肉は熱の製造工場。筋肉量が少ない人は体の中であまり熱を作ることできないために低体温になりやすくなります。

筋肉不足の原因は運動不足。ふだん運動をしていない人は低体温の傾向があります。

全身の筋肉の70%は下半身にあるので、よく歩くこと、足を使う運動をすることはとても効果的。心臓に血液が戻るポンプ効果もあいまって、全身の血行もよくなって体もあたたまりやすくなります。

散歩、ウォーキング、ジョギングなどが手軽でおすすめ。一日のなかで一番体温が高い午後4時ごろに運動すると、体温をあげる効果も高まります。

低体温の原因(2)冷暖房完備の生活

体温調節は自律神経の仕事。でもいつもエアコンのきいた快適な部屋にいると、自律神経のはたらきで体温を調節する必要がなくなってしまいます。

使わない機能は衰える。体温調節機能だけでなくその他の自律神経のはたらきも衰えてしまいます。

扇風機、うちわ、こたつ、ミニストーブなど、低体温にならない冷暖房

効果的な冷暖房の方法は、部屋全体を暖める(冷やす)冷暖房ではなく、寒い(暑い)体の部分を温める(冷やす)冷暖房。

エアコンや大きなストーブではなく、冬はミニストーブ、こたつ、火鉢など。夏は扇風機、うちわ、行水(ぎょうずい)などがいいですね。

そしてすぐに冷暖房を使わず無理のない範囲で自然の暑さ寒さを感じることで、体が持っている体温調節機能をきたえるようにしましょう。

★ご参考に↓
冷え性の改善に効果的な暖房のしかたとは?

低体温の原因(3)ストレス

ストレスをかかえる女性と男性

ストレスを受けると交感神経が優位になって筋肉がかたく緊張して、血管もぎゅっと収縮して血行が悪くなります。

血液は栄養や酸素だけでなく体温も運んでいます。

ストレスで交感神経が優位になって血行が悪くなると体温が行き渡らないので低体温になりやすくなります。ストレスが体を冷やすということですね。

なるべくストレスを受けない、ためない、早め早めに発散する、といったケアが大切。

あなたなりのストレス解消法を用意してためこむ前にストレスを発散しましょう。

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低体温の原因(4)シャワーで済ます生活

お風呂にはいっている女性

シャワーは交感神経を優位にし、湯船は副交感神経を優位にします。

暑い夏だからといって毎日シャワーだけで済ます生活をしていてはダメ。

いくら自宅ではエアコンをつけないからといっても、通勤の電車の中、オフィス、ス-パーなどエアコンの中にいる時間はかなり多いもの。低体温の原因となってしまいます。

体温プラス4度ほどの「少しぬるいかな」と感じるくらいのお湯にゆったりとつかると体の芯から温まります。副交感神経も優位になるので体の回復が進みます。

なお、42度くらいの少し熱いお風呂に入ると交感神経が優位になりがち。特に無理な長湯は交感神経になって逆効果です。ご注意くださいね。

低体温の原因(5)食べ方

食事をしている女性

食べ過ぎは体を冷やします。

食べ過ぎると胃に血液が集中するかわりに他の場所の血液は少なくなるので、体全体では冷えを感じてしまいます。

小食や断食が体にいいのは、胃に血液が集中することなく全身にまんべんなく血液が流れて体が温かくいられるから。

ゆっくりとよく噛んで食べることも大切。

ゆっくりとよく噛むことは、体内酵素のはたらきの活性化、免疫力のアップ、胃の負担の軽減と、健康効果もたくさん。食べ物に含まれる農薬や食品添加物などが無毒化すると考える方もいます。

よく噛むことで満腹中枢も刺激されて食べすぎを自然と防ぐこともできます。腹八分目を心がけましょう。

低体温の原因(6)薬の飲みすぎ

低体温の原因となる薬

ほとんどの西洋医学の薬(化学薬品)は体を冷やします。

特に痛み止めは解熱鎮痛剤といって、文字通り熱を下げるもの。副作用として下痢や嘔吐があるのも、体のなかの水分を出して体の熱が下がるのを少しでも避けようという防衛反応。

西洋医学の薬はなるべく飲まないほうがいいですね。「風邪かな」程度で医者にかかると、咳止めやら鼻水を出しやすくする薬やら必要もない抗生物質やらいろいろ出されます。

「ちょっと頭が痛いから痛み止めを飲んでおこうかなぁ」なんてことを続けていると低体温まっしぐらかもしれません。

漢方は体を冷やす作用は少ないでしょう。一般的な漢方の70%に「生姜」が含まれていることからも、漢方は体を冷やす作用は少ないのではないでしょうか。

薬には必ず副作用があります。飲む場合も必要最小限の量を医師と相談のうえ飲むようにしましょう。

以上、低体温の原因となる6つの生活習慣についてお伝えしました。

低体温は冬だけではありません。夏のクーラーも低体温や冷え性の原因のひとつ。生活習慣に気をつけて体を温める生活を送ってください。

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執筆者
この記事の執筆者:
株式会社ナチュラルハーモニー代表 斉藤豊

1995年から栄養補助食品の販売業務をきっかけに栄養学を学ぶ。以来、健康食品・健康器具など10年の業務経験とともに自律神経など体のしくみを学び、2006年に健康通販(株)ナチュラルハーモニーを設立。
リラックスジェル「プアーナ」、内科医・医学博士の堀田忠弘先生考案・監修「野菜力で輝け」、医学博士の吉村尚子先生開発の和漢の健康茶「浄活茶」など天然由来成分100%の健康商品を販売して今年で17年目を迎える。※執筆者プロフィールはこちら

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