体を温める飲み物、冷やす飲み物には何がある?具体的にご紹介!
飲み物には体を温めるものと冷やすものがあります。
「温かい飲み物なら体を温めるよね?」と思ってしまいがちですが、温かい飲み物でも体を冷やしてしまうものがあるんです。
コーヒーも冷やす飲み物のひとつ。ホットコーヒーでも体を冷やしてしまいます。
そこで、体を温める飲み物は? 体を冷やす飲み物は? その見分け方は? いつ飲むのが効果的? などについてわかりやすくお伝えします。
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【目次】
体を温める飲み物と冷やす飲み物の見分け方
体を温める飲み物なのか、冷やす飲み物なのか、その見分け方はいくつかあります。
色での見分け方
- 赤や黒など色の濃い飲み物は体を温める
- 白い色など色のうすい飲み物は体を冷やす
色の濃い赤ワインは温める飲み物で、色のうすい白ワインは冷やす飲み物。
色の濃い黒豆茶は温める飲み物で、色の白い牛乳や豆乳は冷やす飲み物。
収穫できる地域での見分け方
- 寒い地域で収穫される飲み物は、体を温める
- 暑い(暖かい)地域で収穫される飲み物は、体を冷やす
コーヒーの産地は赤道直下の暑い地域。ブラジル、コロンビア、エチオピアなどですね。そんな暑い地域で収穫されるコーヒー豆で作られているので、コーヒーは体を冷やす飲み物になります。
発酵しているかどうかでの見分け方
- 発酵している飲み物は、体を温める
- 発酵していない飲み物は、体を冷やす
同じお茶の葉から作られる飲み物であっても、完全に発酵して作られる紅茶は体を温める飲み物になりますし、まったく発酵せずに作られる緑茶は冷やす飲み物になります。
さて次は、体を温める飲み物にはどんなものがあるのか、具体的に紹介します。
体を温める飲み物とは?
体を温める飲み物には何があるかというと……
- しょうが湯
- 黒豆茶
- ほうじ茶
- 紅茶
- ウーロン茶
- 赤ワイン
- 日本酒
- 紹興酒
ウーロン茶も発酵して作られるお茶。紅茶ほどには発酵していませんが、体を温める飲み物になりますね。
またコーヒーはさきほどお伝えしたとおり体を冷やす飲み物。
色で見分けると、濃い色をしているのでコーヒーは体を温める飲み物かとも思いますが、暑い地域で収穫されるものなので体を冷やす飲み物になるのです。
では次は、体を冷やす飲み物にはどんなものがあるのか、具体的に紹介します。
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体を冷やす飲み物とは?
体を冷やす飲み物には何があるかというと……
- コーヒー
- 緑茶
- 牛乳
- 豆乳
- ジュース
- 清涼飲料水
- 水
- 白ワイン
- ビール
- ウィスキー
- 焼酎
★ご参考に↓
体を温めるものと冷やすものの見分け方
さて次は体を温めるにはいつ飲むのが効果的なのか?について紹介します。
飲むタイミングはいつが効果的?
体を温める飲み物、いつ飲むのが効果的なのでしょうか?
飲むタイミングによって温める効果は大きく変わってきます。
午前中はボーッとしている人、お風呂に入ってもすぐ冷えてしまう人など、冷えを感じやすいタイミングによってもいつ飲むのが効果的なのかが変わってきます。
では、特に効果が高いタイミングを3つ紹介します。
朝一番
一日で一番寒いのが朝。特に冬の朝はスッと起きられない、体がサクサク動かない、頭がはたらかない、という人も多いでしょう。
そこで、朝一番に体を温める飲み物を飲むのが効果的。
朝に体を温めておくとその日一日は温まりやすくなります。
駅までの10分の道のりだって、掃除・洗濯・布団干しだって、いつもよりも体が温まりやすくなります。なによりスムーズに動けるのがいいですね。
起きてすぐでもいいですし朝ごはんと一緒でもいいでしょう。なるべく早い時間に体を温める飲み物を飲むのがおすすめです。
お風呂に入る前
「お風呂で温まってもすぐ湯冷めする」という人は体の表面しか温まっていないのが原因。
冷えた体には湯船のお湯が熱く感じます。芯まで温まる前にのぼせてしまうので、じっくりと温まっていないんです。
温める飲み物をお風呂の前に飲めば体がじんわりと温まります。これで湯船との温度差も小さくなって、お風呂で温まりやすい準備が完了。
湯船のお湯を熱すぎると感じることなく、ゆったりと芯まで温まることができます。筋肉もほぐれて深くリラックスできますし湯冷めもしにくくなりますね。
夜寝る前
「手先も足先もキンキンでなかなか寝つけない」「冷えて夜中に目が覚める」「夜中に目が覚めてから眠れない」という声をよく聞きます。
冷えた体では寝つきが悪く眠りも浅い。昼間の疲れをじゅうぶんに回復できません。
体を温める飲み物を寝る前に飲めば、寝つきもよくなり眠りも深くなって、ぐっすり眠れるようになります。疲れもとれて軽やかに朝を迎えられるでしょう。
ということで、朝一番、お風呂に入る前、夜寝る前、が体を温める飲み物を効果的に飲む3つのタイミングです。
以上、体を温める飲み物と冷やす飲み物についてお伝えしました。
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ゆるめて軽い体になる方法とは? >>
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この記事の執筆者:
株式会社ナチュラルハーモニー代表 斉藤豊
1995年から栄養補助食品の販売業務をきっかけに栄養学を学ぶ。以来、健康食品・健康器具など10年の業務経験とともに整体師から自律神経など体のしくみを学び、2006年に健康通販(株)ナチュラルハーモニーを設立。
リラクゼーションジェル「プアーナ」、内科医・医学博士の堀田忠弘先生考案・監修「野菜力で輝け」、医学博士の吉村尚子先生開発の和漢の健康茶「浄活茶」、無添加ハミガキ粉「ジェムペースト」など天然由来成分100%の健康商品を販売して今年で18年目を迎える。※執筆者プロフィールはこちら
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