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自律神経からくる19の症状とは?ほてる、だるい、多汗、不眠など

自律神経からくる症状にはさまざまなものがあります。

体の面では、疲れ、顔がほてる、めまい、ふらつき、微熱が続く、だるい、など。精神面では、憂うつ、焦燥感、疎外感、感情がはげしい、落ち込む、などです。

個人差が大きいのも特徴

自律神経からくる症状は個人差が大きいのが特徴です。

同じ症状がずっと続く人、症状が1種類だけの人、いろんな症状を感じる人、症状が現れたり消えたりをくりかえす人、消えたと思うと別の症状が現れる人など。

ではおもな19の症状についてかんたんにご紹介します。

【目次】

疲れがとれない

よく寝たつもりなのに疲れがとれない、朝から体が重たい、疲れるようなことをしていないのになんだか疲れている、体がだるい、元気が出ない、全身がガチガチにこっている、などの不調です。

精神的・肉体的ストレスが多いことからくる交感神経の緊張が原因です。

ふらつく

立ち上がった時に気が遠くなる、立ち上がった時にふらつく、めまいを感じる、歩いている時、地に足がついている感じがしない、歩いている時、ふわふわした感覚がある、といった不調です。

ストレスの多い毎日で交感神経ばかりが活性化してしまって、全身の筋肉がかたく緊張して血流が悪くなっていることが原因です。

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めまい

立ち上がったとたんに気が遠くなるように感じる、ふらつくことがある、歩いていても体がふわふわしている感覚がある、意識しないとまっすぐ歩けない、歩いていてフラフラしやすい、同じ姿勢を保っていることが難しい、などの不調。

過労や精神的ストレスからくる自律神経の乱れが原因です。

偏頭痛

一般的な頭痛と同じ不調がある、頭の片側だけが痛くなる、おさまったと思ってもまた偏頭痛がおこる、頻繁に頭痛が起こる、などの不調。

首や肩のこり、耳鳴り、めまい、立ちくらみ、などの不調が出る傾向もあります。

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ひどい肩こり

肩がガチガチにこって痛い、四六時中、肩が強くこっている、首、肩、背中とパンパンになっている、偏頭痛をともなうことがある、ひどいとボーッとしてきて頭がはたらかない、などの不調です。

強いストレスで交感神経が活性化しすぎておこる筋緊張が原因です。

顔がほてる

暑くないのに顔だけがほてる、暑くないのに顔から汗が出てくる、手足はキンキンに冷えているのに顔だけがほてる、などの不調です。

特に、不妊症、更年期、月経痛の激しい女性に多い傾向があります。

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動悸

はげしい運動をしていないのに、動悸や息切れを感じる、脈拍があがる、すこし動いただけなのに、動悸や息切れを感じる、血圧があがる、胸が苦しくなることがある、胸が圧迫されるような違和感をおぼえる、などの不調です。

息苦しい

息苦しく感じる、息をしてもなかなか息が吸い込めないように感じる、呼吸がはやくなる、酸欠状態にあるように感じる、などの不調です。

夜寝ようとするタイミングであらわれる傾向があります。

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食欲不振

どうも食欲がない、食べ物を見ても食べたい気が起こらない、食べても、すぐに吐き気がする、食べると胃がむかむかする、といった不調が食欲不振です。

消化器系は自律神経がコントロールしているため、自律神経の乱れによってこれらの不調が起こると考えられています。

不眠

不眠

なかなか寝つけない、夜中に何度も目が覚める、日中に眠たくなる、夜中に目が覚めるとそこから眠れない、よく寝たのに疲れが残っている、ぐっすり眠った感じがしない、などの不調です。

自律神経失調症の不眠は、体が疲れていても眠れない傾向があります。

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微熱が続く

37度程度の微熱が1ケ月ほど続く、排卵日から月経までの期間ではないのに微熱が続く、妊娠中でもないのに微熱が続く、微熱以外にも顔がほてる、のぼせ、多汗、だるい、といった不調です。

比較的女性に多く、特に更年期の女性はホルモンバランスの変化が原因で微熱が続くこともありますが、自律神経の乱れも主な原因のひとつです。

耳鳴り

音はしていないのに大きな音がキーンと聞こえる、人の声や音がよく聞こえない、耳になにかが詰まっているように感じる、といった不調があらわれます。比較的中高年に多くみられる傾向があります。

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便秘

便秘は自律神経失調症の代表的な不調のひとつ。ストレスが強い(多い)人ほど、便秘がひどくなる傾向があります。強いストレスが続くと、便秘と下痢をくりかえすこともあります。

下痢

悪い物を食べていないのに吐き気がする、食後は胃がムカムカする、お腹の調子がすっきりしない、下痢がなかなかおさまらない、など。下痢だけでなく便秘になったり、下痢と便秘をくりかえすこともあります。

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口の不快感

口がカラカラに渇く、口の中がネバネバする、口の中が痛い、舌が痛い、味覚がおかしい感じがする、歯が浮くような感覚がある、などの不調です。

手足のしびれ

手や足の感覚がにぶくなったと感じる、物に直接触っているような感覚がしない、体のどこを触ってもヒリヒリと感じる、正座をしてしびれた時に似たしびれを感じる、といった不調です。

自律神経失調症からくる手足のしびれは、血行不良による酸素不足が原因です。

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のどの不快感

のどに何か物がつかえているような気がする、異物感を感じる、食べ物を飲みこもうとしてもひっかかるように感じる、のどが重たい、のどに圧迫感を感じる、しめつけられるように感じる、といった不調です。

ストレスで交感神経が高まり、のどのまわりの筋肉が緊張したことが原因です。

頻尿

さほど水分を飲んでいないのに、頻繁にトイレに行く、夜間もトイレに行きたくなって頻繁に目を覚ます、尿が出にくい、残尿感を感じる、トイレに行きたいと思ってから我慢ができないなどの不調です。

なにかに集中している時は頻尿を感じなかったり、寝ている時にはなんともないというケースもあります。

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精神的な不調

ささいなことにもイライラする、なんとなく憂うつな気分になる、ささいなことでも不安を感じる、心配ごとがないのになぜか気分が晴れない、なにに対してもやる気が起きない、感情の起伏がはげしい、あせり(焦燥感)や疎外感を感じる、といった不調です。

以上、自律神経の乱れからくるおもな不調についてお伝えしました。

どれも根本的な原因は、ストレスの多い毎日で交感神経ばかりが活性化して、副交感神経が十分にはたらいていないこと。

交感神経は筋肉を固くしてしまうので、血液もリンパも流れが悪くなって回復が進まないのです。

マッサージで体が軽くなったりつい眠ってしまうように、体をほぐすことはとても効果的。

  • 仕事や家事のあいまに肩・腕・太もも・ふくらはぎをもみほぐす
  • バスや自転車を徒歩にして筋肉を動かす
  • 深い呼吸(鼻から吸って口から細くゆっくりと吐く)
  • 41度以下のお風呂にゆったり15分
  • お風呂あがりや寝る前にストレッチ

固くなった体をこまめにほぐしてあげてくださいね。

さて、疲れがとれない、体が重たい、体調がいまひとつ……というあなた、肩こり、背中がカチカチ、体が固くなっていませんか?

マッサージされると体が軽くなるように、体をほぐせばぐんぐん元気に楽になります。

そこで自分で深く体をほぐす方法をご紹介。自宅で簡単、誰でもすぐできる方法ですので、ぜひ試してみてください。
ゆるめて軽い体になる方法とは? >>

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執筆者の顔写真
この記事の執筆者:
株式会社ナチュラルハーモニー代表 斉藤豊

1995年から栄養補助食品の販売業務をきっかけに栄養学を学ぶ。以来、健康食品・健康器具など10年の業務経験とともに整体師から自律神経など体のしくみを学び、2006年に健康通販(株)ナチュラルハーモニーを設立。
リラクゼーションジェル「プアーナ」、内科医・医学博士の堀田忠弘先生考案・監修「野菜力で輝け」、医学博士の吉村尚子先生開発の和漢の健康茶「浄活茶」、無添加ハミガキ粉「ジェムペースト」など天然由来成分100%の健康商品を販売して今年で18年目を迎える。※執筆者プロフィールはこちら

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