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脳の疲労を回復する方法~食べ物・睡眠・香りなど~

疲労は体だけではありません。脳だって疲れてきます。

難しい仕事、考え抜く仕事、瞬時に判断する仕事をしていると、体よりも脳の疲労を感じることは珍しくないでしょう。

そこで、脳の疲労を回復する手軽な方法をいくつかご紹介します。

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【目次】

脳の疲労を回復する方法(1)甘いもの

脳の疲労を回復する甘いもの

疲れた時には甘いもの、というのは定番でしょう。実は体の疲れをとるには甘いものはあまり効果的ではないのですが、脳の疲労回復に甘いものは効果的なのです。

頭をフル回転させる同時通訳の方にとって仕事中のチョコは必需品。甘いものに含まれる砂糖が体内で素早くブドウ糖に変化。脳の疲労をとるだけでなく、脳のはたらきを助けるからです。

ブドウ糖に変化することと脳の疲れをとること。どう関係しているのかというと……

脳のエネルギー源は「ブドウ糖」のみと言われています。

※ブドウ糖は脳にとってのエネルギー源ではなく嗜好品である、という考えもあります

そんなブドウ糖は「体にためておいて必要な時にすぐにエネルギーに変える」ということができないのです。

脳は、1時間で5グラムのブドウ糖を消費します。脳のはたらきをキープしたり、脳の疲労を回復するためには、すばやく体内でブドウ糖に変化してくれる「甘いもの」が効果的なのですね。

※参考サイト:厚生労働省 e-ヘルスネット「ブドウ糖」

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脳の疲労を回復する方法(2)目を閉じる

目を閉じるのも、脳の疲労を回復する効果的な方法。「そんな方法で効果があるの!?」なんて思われがちですが、意外と効果を発揮するんです。

五感の中でもっとも情報量が多いのが「視覚=目」。視覚からの情報が80%、嗅覚や触覚からが16%、聴覚から4%、と言われます。

目を閉じるだけで脳に入ってくる情報の80%がカットされるので、それだけで脳のはたらきがラクになるのです。

少し脳が疲れたなと感じたら、2分でも3分でも目を閉じてリラックスするだけでずいぶん違いますよ。

脳の疲労を回復する方法(3)30分ほどの昼寝

脳の疲労を回復する昼寝

昼寝も脳の疲労を回復する効果的な方法のひとつ。最近では午後の昼寝を積極的に取り入れている会社も出てきました。

昼寝の効果は夜の睡眠の3倍とも言われるほど。時間がもったいないからと我慢して仕事をするよりも、30分程度の昼寝をしてから集中して仕事をした方が能率も成果も高くなるようです。

昼寝は寝すぎに注意が必要。かえって脳がボーッとなってしまうこともあるので、午後3時までの間に30分ほど昼寝をするのが脳の疲労回復には最適です。

脳の疲労を回復する方法(4)植物など自然の香りをかぐ

脳の疲労を回復する香り

森林浴は心も体も癒されます。疲れたからといってすぐに高原に行くわけにはいきませんので、自然の香りの小物を用意しておくのもおすすめです。

ひのきの香り、森林の香りなど、化学的につくられた香りではなく天然の香り成分から作られたものがいいですね。

アロマオイルをティッシュにひたして机の引き出しやバッグや枕カバーの中に入れたり、お湯の入ったマグカップに2~3滴たらしてお風呂に持って入ったり。

目を閉じて、鼻から深くゆっくりと香りを吸い込んでみてください。

香りは脳の中の感情をつかさどる部分に直結しますので、脳の疲労を回復するとともに、心までリラックスできることでしょう。

※参考サイト:厚生労働省 みんなのメンタルヘルス「アロマセラピー」

以上、脳の疲労を回復する4つの方法についてお伝えしました。

さて、疲れがとれない、体が重たい、体調がいまひとつ……というあなた、肩こり、背中がカチカチ、体が固くなっていませんか?

マッサージされると体が軽くなるように、体をほぐせばぐんぐん元気に楽になります。

そこで自分で深く体をほぐす方法をご紹介。自宅で簡単、誰でもすぐできる方法ですので、ぜひ試してみてください。
ゆるめて軽い体になる方法とは? >>

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執筆者
この記事の執筆者:
株式会社ナチュラルハーモニー代表 斉藤豊

1995年から栄養補助食品の販売業務をきっかけに栄養学を学ぶ。以来、健康食品・健康器具など10年の業務経験とともに自律神経など体のしくみを学び、2006年に健康通販(株)ナチュラルハーモニーを設立。
リラックスジェル「プアーナ」、内科医・医学博士の堀田忠弘先生考案・監修「野菜力で輝け」、医学博士の吉村尚子先生開発の和漢の健康茶「浄活茶」など天然由来成分100%の健康商品を販売して今年で17年目を迎える。※執筆者プロフィールはこちら

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