食欲不振を改善する食事とは?
疲れやストレスがたまると食欲不振になって栄養バランスも崩れがち。食事からの栄養が不足すると疲労回復も進まず……と悪循環になります。
疲れやストレスがたまっている時こそ、無理なくしっかり栄養を補給できる食事をとりたいものですね。
そこで、食欲不振を改善してくれる食事と効果的な食べ方についてご紹介します。
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【目次】
食欲不振を改善する食事(1)きゅうり
食欲が落ちている時は胃腸も弱っていることが多いので、消化に時間がかかるタンパク質などを無理に食べるのは避けたいところ。
水分を多く含むきゅうりは食感が軽くて食べやすいので、食欲不振の時の食事にはおすすめの食べ物です。
ぬか漬けやみそ漬けにして食べると、食欲を増進させて胃腸の調子を整えるはたらきが期待できます。むくみ解消や暑気あたりの解消にも効果的です。
食欲不振を改善する食事(2)とうがらし
食欲不振になると食事を抜いてしまいがちですが、それでは疲れやすくなってさらに食欲がなくなって、と悪循環。
一日三食、すこしずつでもきちんと食事をとるほうが疲れもたまりにくくなります。
食事が進みやすくなるよう活用したいのが薬味。中でもとうがらしは食欲を増進させたり発汗をうながす作用が高く、ビタミンCやミネラルも豊富に含まれているすぐれた食べ物なのです。
野菜炒めやパスタに1片、2片入れたり、うどん・そばに七味唐辛子を1ふり2ふりかけるだけでも高い効果が得られます。
「食欲不振になりがち」という人には、とうがらしとレモンをホワイトリカーに漬けたもの用意しておいて、食前に飲むのも食欲増進に効果的です。
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食欲不振を改善する食事(3)セロリ
古くから薬草として用いられてきたセロリには多くの薬効があります。
その強めの香りは食欲を高めるだけでなく、ご飯やパンといった炭水化物の消化を促進するはたらきもあります。
またミネラルも豊富に含まれているので、疲労回復にも効果があります。
生のままサラダで食べるのが、最も効果的に栄養素を摂れる方法。
生で食べるのはちょっと苦手な人は、細かく刻んで野菜スープに混ぜたり、レモン・はちみつ・りんごなどと一緒にミキサーにかけてジュースにするのも、飲みやすくておすすめの方法です。
食欲不振を改善する食事(4)びわ(びわ茶)
滋養強壮の食べ物としても知られているびわ。
びわの実も効果的ですが、びわの葉にはタンニン、クエン酸、ブドウ糖などの成分が含まれていて、疲労回復や利尿作用といった効果が得られると言われています。
疲れがたまって食欲不振の時の食事には積極的にとりたい食べ物ですね。
びわの葉をよく洗って陰干しにしてそれを煎じて飲む「びわ茶」は、疲労回復や食欲不振の改善などにとても効果的です。
びわ茶は昔から飲まれている飲み物で市販されていて手軽に購入できます。はちみつを入れると口当たりがよくなって飲みやすいでしょう。
なお、どうも胃腸の調子が……ということで食欲不振を感じているのならこちらも参考になさってください。
食欲不振の改善に効果的な食事についてお伝えしました。
食欲不振の原因がストレスという人も多いでしょう。でも食べ物を食べるとリラックスの副交感神経が優位になるので、心身ともに回復することにつながります。
ストレスで食欲不振を感じている時ほど、無理のない範囲で食べ物を食べるのがいいですね。
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この記事の執筆者:
株式会社ナチュラルハーモニー代表 斉藤豊
1995年から栄養補助食品の販売業務をきっかけに栄養学を学ぶ。以来、健康食品・健康器具など10年の業務経験とともに自律神経など体のしくみを学び、2006年に健康通販(株)ナチュラルハーモニーを設立。
リラックスジェル「プアーナ」、内科医・医学博士の堀田忠弘先生考案・監修「野菜力で輝け」、医学博士の吉村尚子先生開発の和漢の健康茶「浄活茶」など天然由来成分100%の健康商品を販売して今年で18年目を迎える。※執筆者プロフィールはこちら
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