疲れに糖分は効果的というのはホント?
糖分で疲れをとろうと、仕事や勉強の合い間に一息いれることはよくありますよね。
でも、糖分は本当に疲れをとるのに効果的なのでしょうか?
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脳の疲れをとるには糖分がおすすめ
疲れた時には糖分が欲しくなるもの。仕事の合い間にちょっと糖分をとるだけで、気持ちもホッと一息できますし疲れも軽くなったような気がします。
脳のエネルギー源は糖分(ブドウ糖)のみ。でも体のなかに貯蓄しておくことができません。
1時間で5グラム、1日で120グラムのブドウ糖を消費する脳。
そんな脳のはたらきを助けるためには、甘いものに含まれるブドウ糖を補給することが効果的。糖分が体内ですばやくエネルギーに変わって脳に届くのです。
頭をフル回転させる同時通訳の方などは仕事中にはチョコが必需品だとか。チョコなどの甘いものに含まれる糖分をすばやく脳に届けて、頭の回転をサポートするのですね。
では「体の疲れ」をとるには、どんな食べ物が効果的なのでしょうか?
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体の疲れには、甘いものよりビタミンB1が豊富な玄米や全粒粉パン
こんどは体の疲れをとるのに効果的な食べ物についてです。
エネルギーになるのはやはり糖分。ただし糖分のとりかた次第で……
- いつも元気なスマートさん
- 疲れやすいぽっちゃりさん
に分かれます。
体にエネルギーを補給するための糖分は、甘いものよりも炭水化物がおすすめ。
ケーキなどの甘いものはエネルギーに変えるためのビタミンB1が足りないので、糖分が体にたまってしまうだけでエネルギーにはなりにくいのです。
疲れた頭に甘いものを一口、というのなら素早くエネルギーに変えてくれます。
でも体の疲れをとるために甘いものをたっぷり食べるというのはオススメしません。
おすすめは炭水化物。その中でも玄米、胚芽米、全粒粉のパンが効果的です。
エネルギーになりやすいのは、ビタミンB1がしっかり含まれている食べ物。白いごはんよりも玄米や胚芽米、白いパンよりも全粒粉のパンのほうが、疲れをとるのに効果的ですね。
胚芽米も全粒粉のパンも、体内でゆっくりと消化されてエネルギーになります。
「今日は1日忙しいわ」という朝に食べておくと、一日元気に活動できるでしょう。
適度な甘いものは頭の疲れには効果的かもしれません。でも体の疲れにはやはりビタミンB1。
どんな疲れなのかによって食べ物を工夫するのが疲労回復の大切なポイントですね。
以上、甘い物で疲れは本当にとれるのかについてお伝えしました。
さて、疲れがとれない、体が重たい、体調がいまひとつ……というあなた、肩こり、背中がカチカチ、体が固くなっていませんか?
マッサージされると体が軽くなるように、体をほぐせばぐんぐん元気に楽になります。
そこで自分で深く体をほぐす方法をご紹介。自宅で簡単、誰でもすぐできる方法ですので、ぜひ試してみてください。
ゆるめて軽い体になる方法とは? >>
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この記事の執筆者:
株式会社ナチュラルハーモニー代表 斉藤豊
1995年から栄養補助食品の販売業務をきっかけに栄養学を学ぶ。以来、健康食品・健康器具など10年の業務経験とともに自律神経など体のしくみを学び、2006年に健康通販(株)ナチュラルハーモニーを設立。
リラックスジェル「プアーナ」、内科医・医学博士の堀田忠弘先生考案・監修「野菜力で輝け」、医学博士の吉村尚子先生開発の和漢の健康茶「浄活茶」など天然由来成分100%の健康商品を販売して今年で18年目を迎える。※執筆者プロフィールはこちら
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