胚芽米の効果とは?
胚芽米はとても栄養豊富な食べ物。ビタミンB群、ビタミンE、そしてギャバが豊富で、体にも頭にも心にもうれしい効果がたくさんあります。
そんな胚芽米の栄養は? 効果は?などについてわかりやすくお伝えします。
【目次】
胚芽米とはどんなお米?
胚芽米は、玄米から表皮ぬか層を取り除いて、もっとも栄養のある「胚芽(芽が出る部分)」だけを残して精米したお米のこと。
玄米を精米していくと白米になりますよね。これは、表皮ぬか層も胚芽部分も削っていくのですが、胚芽米は胚芽米専用の精米機によって、胚芽部分は残しながら表皮ぬか層を削っていきます。
胚芽米の栄養は?
玄米の「ぬか」は非常に栄養が豊富。でも精米するにつれて栄養価はどんどん少なくなっていきます。
では、胚芽米の栄養価は玄米や白米とくらべてどうなのでしょう?
- 玄米・・・100
- 胚芽米・・・80
- 3分づき・・30
- 白米・・・・・5
胚芽米は玄米より栄養価が少ないとはいえ80%も残っています。しかし白米になるとわずか5%しか栄養が残っていません。
胚芽米は玄米よりもすこし栄養価が落ちますが、その分消化吸収が高いのです。「玄米の高い栄養価」と「白米の消化吸収のよさ」のいいとこどりをしたのが胚芽米。ぜひお米屋さんで玄米から精米してもらうといいですね。
胚芽米の効果(1)ビタミンB群で元気に
胚芽米はビタミンB群が豊富。もちろん玄米の方がビタミンB群がたっぷりですが胚芽米にもしっかり含まれていて、消化吸収もいいので効果的です。
ビタミンB群は、タンパク質や炭水化物や脂質をエネルギーに変えてくれるので、いつも元気でいられますし疲労回復効果も高くなります。ダイエット効果も期待できますし、頭脳労働にもビタミンB群が効果を発揮してくれます。
胚芽米の効果(2)ビタミンEで血液サラサラ
ビタミンEは“体の洗剤”とも呼ばれるように、血管の中にこびりついた良からぬものをキレイに流してくれる血管の掃除係。体の流れを良くしてくれます。また抗酸化ビタミンでもあるので体の酸化を防ぐ効果もあります。
胚芽米にはコレステロールを下げるリノール酸も多く含まれていて、さらにビタミンEがあるおかげでそのリノール酸の酸化も防いでくれています。
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胚芽米の効果(3)ギャバで集中力アップ
胚芽米の栄養の中で注目なのが「ギャバ」。ギャバの多い食品はいろいろありますが、その中でもギャバを簡単に取り入れることができる食べ物が胚芽米です。
ギャバは正式には「ガンマ-アミノ酪酸」というアミノ酸の一種。
体の中ではおもに抑制系の神経伝達物質として知られていて、神経の高揚をおさえて正しいはたらきに戻す役割があります。つまりは興奮をおさえて落ち着かせる、ということですね。
脳のはたらきを助けるギャバ
また、ギャバは脳内の血流を活発にして酸素の供給量を増やしたり、脳細胞の代謝機能を高めるはたらきがあります。
勉強や仕事の集中力を高めてくれたり、イライラをおさえてくれるので、頭脳労働をする人や子供の勉強には胚芽米で効果的にギャバをとると効果的ですね。
物忘れが多いという人にも胚芽米はおすすめ。ギャバは記憶力もサポートしてくれます。年齢を重ねるごとに体内のギャバの量はどんどん減ってきますので、胚芽米などの食べ物で効果的に摂っていきましょう。
胚芽米の効果(4)ギャバでメタボ対策
胚芽米に含まれるギャバは体の中にある「糖分」や「中性脂肪」を燃やしてエネルギーに変えてくれます。ですので疲れやすい人はもちろんメタボ対策にもおすすめの食べ物。
また利尿作用を高めて体の中の余分な塩分も出してくれるので、塩分のとりすぎに気をつけている人にも食べてほしいですね。
ギャバはアルコールの分解も素早くおこなってくれます。お酒の好きな方にはピッタリ。二日酔い予防にもいいかもしれません。
胚芽米の選び方
胚芽米や玄米を食べるなら、無農薬有機栽培(=オーガニック)のお米をえらびましょう。
体のためにと胚芽米を選んでも、農薬を食べていることになってしまっては本末転倒。白米を食べる人よりも胚芽米や玄米を食べる人ほど、無農薬有機栽培のお米を選ぶように気をつけてください。
栄養豊富で美味しく食べやすい胚芽米。上手に選んでいつも元気な体でお過ごしください。
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