健康グッズのナチュラルハーモニー

TEL:045-624-8124

HOME > コラム > こころ元気 > 消炎鎮痛剤

消炎鎮痛剤は使っても本当に大丈夫?

市販の消炎鎮痛剤を使っている方は多いことでしょう。薬局などで手軽に購入できますし、価格もさほど高くないので、身近な商品となっていると思います。

肩がこる、腰が痛い、足が疲れた、運動して筋肉痛になった。そんな時に手軽に消炎鎮痛剤をシュッ、または、ピタッ。

使っている人は「体に良かれ」と思って使っているのでしょうし、腰痛などで薬局へ行くと、インドメタシンの入った消炎鎮痛剤をすすめられることも多いでしょう。

私自身も、10年以上前までは筋肉痛や肩こりがひどい時に市販の消炎鎮痛剤を使っていました。私も「体に良かれ」と思って。

しかし 「市販の消炎鎮痛剤が体にいい、というのは間違いだ」 と知ってからは、一切使わなくなりました。その理由をわかりやすくお伝えするために、まずは体が回復されるメカニズムからお伝えします。

【目次】

体が回復されるメカニズム

自律神経

体の健康を維持しているのは、自律神経のはたらき。

自律神経は、「交感神経」と「副交感神経」という、正反対のはたらきをする2つの神経から成り立っています。2つともフル回転するということはなく、一方が80%はたらけばもう一方は20%はたらく、といったしくみになっています。この2つの神経がバランスよくはたらくことで、健康を維持しています。

ではそれぞれのはたらきを簡単に説明します。

交感神経 ( 活動中やストレスを受けた時にはたらく )

交感神経の主な役割は、活動しやすい状態にすること。

活動中やストレスを受けた時、交感神経がはたらきます。筋肉はかたくなって、サッと反応してすぐに動ける状態に。血管は細く縮むので、心拍数があがります。神経は少しにぶくなって、痛みなどを感じにくくなります。

たとえば・・・

  • サッカーの試合中にパッと反応できるのも、
  • ケガをしていても、サッカーの試合中はあまり痛みを感じないのも、
  • スピーチの直前に緊張して、脈拍があがるのも、
  • 嫌いな上司が近くにくると体がこわばるのも、

交感神経のはたらきです。

副交感神経 ( 休息中やリラックスしている時にはたらく )

副交感神経のおもな役割は、体の回復をおこなって健康な体に戻すこと。

休息中やリラックスしている時、副交感神経がはたらきます。筋肉が柔らかくほぐれてラクになり、疲労や不調が回復されます。血管はふわりとゆるんで酸素・栄養・体温が流れやすくなり、心拍数も落ち着きます。神経はすこし過敏になるので、痛みを感じやすくなります。

たとえば・・・

  • マッサージをされて筋肉がゆるんで眠たくなるのも、
  • お風呂に入って体がほぐれると、疲れがとれやすくなるのも、
  • スピーチが終わったとたんにホッとして、お腹がすくのも、
  • 好きな友達と長時間一緒にいても、あまり疲れないのも、

副交感神経のはたらきです。

スポンサーリンク

↑ページTOPへ

体を回復するのは副交感神経

体を回復するのは、副交感神経のはたらきです。

筋肉がゆるんで、酸素や栄養がたくさん運ばれて、代謝(回復)が促進される。さらに、体温も運ばれてくるので、体内酵素のはたらきも活発に。新陳代謝がさかんになって、ますます回復が促進されます。

筋肉痛の時など、その部分が熱くなっているのを感じますよね。これは、体温をあげて酵素を活発化させて代謝(回復)を促進させる体のしくみです。

筋肉痛を感じるのも、副交感神経になって神経が過敏になっているため。“悪化”ではなく“回復中”ということですね。

しかし、ここで安易に 市販の消炎鎮痛剤 を使ってしまうと・・・

↑ページTOPへ

消炎鎮痛剤で痛みがおさまる代償として・・・

市販の消炎鎮痛剤によく使われる「インドメタシン」などの成分は、回復モードである“副交感神経”ではなく、ストレス・緊張モードである“交感神経”にしてしまう傾向があります。

交感神経では、筋肉はかたく、酸素・栄養・体温は流れにくくなり、体の回復は進まなくなってします。なのになぜ 市販の消炎鎮痛剤 は、交感神経にしてしまうのでしょう?

それは・・・、「つらさ・痛みを感じにくくしてくれるから」。※つらさ・痛みをとってくれるのではありません。

 

ケガをしていても、サッカーの試合中はあまり痛みを感じない、というさきほど紹介した(例)と同じです。交感神経になっているから、痛みを感じにくくなる。

市販の消炎鎮痛剤は、回復を素早くおこなうことが目的ではなく、痛みやつらさを感じなくさせる(マヒさせる)ことが目的。なぜなら、消費者が求めていることが「症状をおさえること」だからですね。

市販の消炎鎮痛剤が悪い、とは思いません。あまりにつらい時には症状をおさえられればラクになります。ただ、回復モードにはならないので回復は遅くなります。

問題なのは、安易に使い続けてしまうこと

市販の消炎鎮痛剤を使うとラクになるからと、安易にいつもいつも使っていると、症状が慢性化してしまう可能性があります。

回復しよう、と体にそなわっている回復力がはたらき始めたところに、正反対のはたらきをする市販の消炎鎮痛剤を塗られてしまうので、体の回復力がどんどん使えなくなっていきます

「ちゃんと塗っているのに、いつも肩がこる」 ではなく、「ちゃんと塗っているから、いつも肩がこる」 ということになりかねません。

↑ページTOPへ

体を回復するには筋肉をほぐすこと

体を元気にするには、筋肉をほぐすことが一番大切です。体をほぐすと神経も過敏になるので、かえって痛みやつらさを感じることも。でもそれは「悪化」ではなく「回復中」というサインです。

市販の消炎鎮痛剤も、はたらきを理解した上で使えば、とても助けになります。そして、ある程度おさまったら、体をほぐすものを取り入れるようにしてください。

筋肉をしっかりほぐすには?  >>

スポンサーリンク

関連記事

プアーナプアーナ