自律神経は、2つにわかれています。
(1)交感神経 ・・・活動している時、ストレス・緊張している時
(2)副交感神経・・・休息・体の修復をしている時、リラックスしている時
このうち、交感神経について、詳しくみていきましょう。
交感神経とは 、私たちの体や脳を、活動しやすい状態にしてくれるものです。
朝の目覚めとともに交感神経がはたらきだして、お昼ごろにはピークに。
そして夜にかけてだんだんはたらかなくなってきます。
活動するには、栄養も酸素も必要。
そこで、心臓を早く動かせて、血圧を上げて、全身に血液を送り込もうとします。
緊張やストレスも、交感神経のはたらきを活性します。
たくさんの人の前で話したり、いやな人が近づいてくると、ドキドキしますよね?
手のひらに汗をかいたり、体がかたくなったり。
これは交感神経が活性化している証拠です。
人間も動物。
狩りをして暮らしていた時代をイメージしてください。
夜中に物音が 「ガサガサッ」 。
どんな獣に襲われるかわかりません。
とっさに起きて、家族を守るための戦闘態勢に入ります。
副交感神経から、交感神経に一気に戻って、
脈拍もあがり、目もさえて、耳をはたらかせて、どんな獣か、どこにいるか、って。
これが「ガサガサッ」と物音がしても、のんびり「ふんわぁ〜っ」なんてあくびして
目をこすりながら「なにか音がしたぁ〜?」っとしていては襲われてしまいます。
現代に生きる私たちも、夜中に「ドーンッ」と大きい音がして
ビックリして目を覚ました時などは、心臓がドキドキしますよね?
これも、交感神経に一気にもどっている状態です。
何もないのに、急にドキドキして汗が出て・・・というのは、
この自律神経のバランスが乱れた、自律神経失調症の症状のひとつです。
具体的に、どんなときに交感神経が強くなっているのか?というと・・・
・仕事をしている時
・ストレスを感じている時
・蛍光灯のあかりの下にいる時
・テレビやパソコンの画面を見ている時
・緊張している時
長時間の仕事、パソコンやテレビへ向かう時間が長いこと、
人間関係などストレスの多い毎日を考えると、交感神経が強い時間が長いようですね。
交感神経と副交感神経が12時間づつ。
これが理想ですが、現実とはかけはなれた毎日を過ごしているようです。
では、自律神経のもう1つ 副交感神経とは 、どんなはたらきをしているのか、
くわしく見ていきましょう。
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