からだの動きの中には、次の2種類があります。
(1)意識して動かしているもの
例:手を動かして物をとったり、足を動かして走ったり・・・
(2)意識と関係なく動いているもの
例:内臓を動かして食べ物を消化したり、血管をひろげて血液を運んだり・・・
(1)の、意識して動かすものを 体性神経、
(2)の、意識と関係なく動いているものを 自律神経 といいます。

●内臓を動かすこと。
例:心臓を動かす、胃や腸を動かして消化・吸収・排泄する、・・・
●体温を調整すること。
例:夏は汗をかいて体温を下げる、冬は体をブルブルさせて体温を上げる、・・・
●血管を使って、全身に栄養や酸素を運ぶこと。
●リンパ腺を使って、疲労物質や老廃物などの ごみ を回収すること。
など、あなたが意識して動かせないことをすべて、やってくれています。
文字通り “自律している神経” です。
(呼吸だけは、意識しても、無意識でも、動かせる唯一のものです。
(1)交感神経 ・・・活動している時、ストレス・緊張している時
(2)副交感神経・・・休息・体の修復をしている時、リラックスしている時
この2つは、シーソーのように、相反するはたらきをしています。
なので、(1)と(2)が同時にはたらくことができません。
息を吸いながら、吐く、 とか、
血管を縮めながら、広げる、 とか
内臓を休ませながら、動かす、 とか。
ムリですよね???
では、自律神経がどんなサイクルで活動しているのか、
1日のリズムの中で見てみましょう。
朝、目覚めると交感神経がはたらきだして、お昼ごろにはピークに。
夜にかけて、だんだんはたらかなくなってきます。
眠くなりかけた頃に今度は、副交感神経がはたらきはじめます。
そして、眠っている時にそのはたらきがピークに。
明け方になると、だんだんはたらきが弱くなってきて、
今度は交感神経の番となって、朝をむかえます。
自律神経とは 、2つの相反する神経をバランスよくはたらかせながら、
健康な状態を維持しているのです。
では、 交感神経とは 、どんなはたらきをしているのか、
くわしく見ていきましょう。
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