自律神経自律神経失調症うつ病など

 

自律神経失調症 と症状が似ている病気

 

自律神経失調症症状似ている病気

自律神経失調症は、体のいろんなところに症状が出る病気。
特定の症状が強い場合は、自律神経失調症と似ている病気であることも多いです。
ここでは、自律神経失調症と症状が似ている病気について説明します。

 

 

自律神経失調症症状似ている病気

 

以下の病気について、かんたんに説明します。

1.筋緊張性頭痛  2.めまい      3.メニエール病  4.片頭痛
5.不整脈     6.心臓神経症    7.起立失調症候群 8.起立性調節障害
9.過呼吸症候群  10.口腔内異常感症  11.じんましん   12.過敏性腸症候群
13.神経性嘔吐症  14.膀胱神経症    15.更年期障害

 

1.筋緊張性頭痛

後頭部や首のうしろに持続性の痛みを感じるのが、筋緊張性頭痛。
背中の痛みや肩こりをともなうことがあります。

筋緊張性頭痛も、精神的ストレス、疲労によって、
頭や首、肩の筋肉が緊張してかたく縮むのが原因。
同じ姿勢を長時間続けた時にも起こりやすい(デスクワークなど)。
30代〜50代の女性に多くみられます。

 

2.めまい

めまいには、
体がフラフラするように感じる、浮動性の真性めまいと、
周囲がぐるぐる回るように感じる、回転性の仮性めまいの、
2種類があります。

浮動性のめまいは、過労や精神的なストレスが原因で、
自律神経が乱れた時に起こります。

回転性のめまいは、「メニエール病」「動脈硬化性循環障害」「脳腫瘍」など、
内耳や脳の障害のケースもあるので、診察を受けることをおすすめします。

 

3.メニエール病

耳の内耳は、骨と膜の二重構造。
膜の内側はリンパ液(内リンパ液)で満たされています。

このリンパ液の調整がうまくいかなくなると、内リンパ水腫をつくって神経を圧迫して、
めまい、耳鳴り、難聴などのさまざまな症状があらわれるのが、メニエール病です。

立っていられないほど、平衡感覚をなくすときもあります。

メニエール病は、30歳代から50歳代の働き盛りの人がかかりやすく、
男性に多い傾向があります。

仕事や人間関係などで、人一倍緊張感が続いていたり、
責任感が強く、働き過ぎで、強いストレスの中で生活をしている人に
かかりやすいようです。

 

4.片頭痛

ズキンズキンと側頭部が激しく痛むのが片頭痛。
片側のときもあれば、両側が痛むときもあり、
ひどいと吐き気や嘔吐をともないます。

脳の中や周辺の血管が縮んだ後に、拡張しすぎる(広がりすぎる)のが原因。
精神的ストレス、疲労、睡眠不足、環境の変化、から起きるといわれています。

女性に多く、思春期のころからあらわれるようです。

 

5.不整脈

1分間に60〜90回の速度で規則的に繰り返す心拍。
これが、早くなったり遅くなったりする状態が不整脈です。

甲状腺機能亢進症や動脈硬化などが原因で起きることが多いのですが、
睡眠不足や疲れ、神経過敏などが原因で起きるときもあります。

 

6.心臓神経症

動悸、息切れ、胸の痛み、呼吸困難、疲れやすい、といった症状。
女性に多くみられる症状で、心電図などでも異常が見つかれないことが多く、
精神的なストレスが原因と考えられています。

 

7.起立失調症候群

「起立性低血圧」とも呼ばれる。
急に立ち上がった時に、めまい、立ちくらみ、頭痛などが起き、ひどいと失神を起こします。

自律神経は、常に脳に一定量の血液を送るように調節しています。
しかし自律神経の機能が低下すると、急に姿勢を変えた時に、
脳に十分な血液を送ることができなくなって、めまいや立ちくらみが起きるのです。

やせている方、青白い顔色の方、神経質な方に起立失調症候群の傾向があります。

 

8.起立性調節障害

7.の「起立失調症候群」とも言われますが、
小学校高学年から高校生までの思春期に起こる症状。
朝礼などで長時間立ち続けているときや、お風呂で気分が悪くなったり、
「起立失調症候群」のように、めまい、立ちくらみ、頭痛などが起きます。

 

9.過呼吸症候群

「過換気症候群」、「神経性呼吸困難」とも呼ばれる。
急に酸欠状態のように息苦しくなり、不安感がでてきます。
手足や口のまわりがしびれたようになり、ひどいと痙攣したようになります。
時には、意識がもうろうとしたり、失神することも。

精神的なストレスや不安、緊張、運動などが原因でも起きることがあり、
パニック障害のひとつとして考えられることもあります。

過呼吸症候群が起きたときは、紙袋を口にあてがって、
吐いた空気をまた吸い込む、という行為をくりかえして、
血中の二酸化炭素濃度をあげる方法が一般的です。

このとき、紙袋を口にぴったり当てすぎると酸素不足になります。
少しすき間を作ってくださいね。

 

過呼吸症候群は、若い女性に多く、最近は男性や高齢者にもみられます。

また、どんな強い発作でも、時間がたつと軽くなっていきます。
落ち着いて、ゆっくりと呼吸するようにしてくださいね。

 

10.口腔内異常感症

味覚がなくなる、苦みを強く感じる、口の中が渇く、などの
不快な症状が口腔内異常感症。

糖尿病などの病気や、薬の副作用でもこの状態が起きることがありますが、
これらの原因がないようなら、精神的なストレスが原因でしょう。

 

11.じんましん

「コリン性じんましん」が出ることがあります。
精神的ストレスや疲労が重なり、心身ともに弱っているときに起きやすく、
全身がみみずばれのようになります。
コリン性じんましんは、症状は夕方以降になるとひどくなる傾向があります。

 

12.過敏性腸症候群

過敏性腸症候群は、ストレスによっておなかの調子が悪くなって、
下痢、便秘、ガス過多などがあらわれます。

男性は下痢に、女性は便秘になりやすい傾向はありますが、
下痢と便秘を交互にくりかえすケースもあります。

春から夏、あるいは秋口などの季節の変わり目に、特にひどくなることがあります。

またストレス性の下痢は、トイレに行けない(行きにくい)とき、
緊張が高まって起きやすくなります。
通勤電車の中などが代表的な場面ですね。

 

13.神経性嘔吐症

特に病気でもないのに、よく吐き気をもよおしたり、嘔吐をくりかえす症状。
ストレスを発散できずにためこんでいる時や、転勤、転職、転校、引越などで、
環境が変わったときに多くみられる症状が神経性嘔吐症です。

 

14.膀胱神経症

頻尿や残尿感、下腹部の不快感など、はっきりと自覚症状があるのに
腎臓や膀胱などに異常がみられないものが膀胱神経症。
精神的なストレスによって自律神経のバランスが乱れて起きるようです。

 

15.更年期障害

女性は更年期になると卵巣の機能が衰え、ホルモン分泌が低下して、閉経を迎えます。
この時期はホルモン分泌の変化によって、体にも精神的にも不調が起こりやすくなります。

これは更年期障害とされていますが、実際には、ホルモン分泌によるものだけでなく、
子供の自立や親の死による喪失感、孤独感、老いへの自覚、老後への不安などの
精神的なストレスによって、自律神経失調症の症状があらわれるケースが多いです。

 

 

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