聴覚と脳や生命力の関係

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聴覚と脳と生命力

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聴覚と脳や生命力にこんな大きな関係が!

「音(聴覚)は脳を活性化する」と言われています。それはなぜでしょう?

私たち霊長類は、森の中で生活してきました。森の中で生きていくためには、獲物がどこにいるか、天敵はどこか、つまり、鳥が鳴く声、獣が吠える声、ヘビがシュシュッと動く音、などを聴き分けて、その音の意味を把握して行動しなければなりません。

眠っていても、敵の接近に気づくことができなければ生きていけない。

これが、まぶたを閉じることができる目(視覚)とは違って、聴覚が24時間つねに感じ続けられるしくみになっている理由です。聴覚がいかに生命線となっているかがわかりますね。

さて陸の上には、砂漠、サバンナ、森林、とさまざまな生態系がみられます。それぞれの生態系の音の周波数の高低や、音の構造の複雑さの研究によると、霊長類の住む熱帯雨林に存在する音が、飛びぬけて複雑であることがわかりました。

熱帯雨林では、音を出す動物の種類と数がケタはずれに多い。なので、聴覚を高めて、その音の意味を理解する脳のチカラを高めて、さまざまな音の違いを正確に聴き分けられないと生きてはいけません。

森の中に存在する音がきちんと聞こえる聴覚であること、そして、何の音なのかがわかること(獣が歩く草の音か、風になびく葉の音か)。これが生きるために必要なのです。

聴覚と脳とのつながりとは?

聴覚は、鼓膜が受けとった振動が内耳に伝わり、脳幹へすすみます。さらに中脳、視床下部へと伝わっていきます。

脳幹とは「本能の脳」。

熱帯雨林に住む霊長類は、「聴覚の発達とともに、その音を判断するために脳が発達した」と、いわれています。

逆に砂漠のような音の少ない地域の生物の脳はあまり発達がみられません。聴覚と脳の発達との間に、とても深い関係がある証拠ですね。

この聴覚と脳を発達させてきた祖先を持つ私たちに、いま大きな異変が起きています。

日本語という言語は、ほとんどが低周波域。生活環境の中で発生する音も、ほとんどが低周波域。

生物は住む環境によって進化をとげるとともに、使わなくなった機能は退化。私たちの聴覚も例外ではありません。

密接な関係である聴覚と脳。

聴こえない周波数帯がある(使えていない聴覚がある)ということは、使えていない脳があるということ。

聴覚は脳幹と直結。この脳幹は「本能の脳」と呼ばれ、生命活動をつかさどる自律神経やホルモン分泌をコントロールしています。まさに自然治癒力の要。

そこで、眠っている脳の力を引き出すには、聴覚をきたえればいいのです。

脳と深い関係にある聴覚をきたえれば、眠っている脳のチカラが引き出されます。脳が活性化して、生命力あふれる、元気な体に戻っていきます。

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