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自律神経失調症診断検査) (3)自律神経機能検査

【2008.08.05】

 

こんにちは。

汗をかけない人が増えています。
体温調節がうまくいっていない証拠で、
これも自律神経のバランスの乱れが原因。

冷暖房にたよらない、手足(=体の末端)を41℃のお湯であたためる、
などをすると、体温調節機能が徐々に回復。

汗をかけない人は熱中症にもなりやすいので、
自律神経を整えて、体温調節できる体になりましょう。

では、今日も気楽に行ってみましょう♪

 

自律神経失調症診断検査)3.自律神経機能検査

 

前回は、自律神経失調症の診断(検査)2.除外診断 について紹介しました。

 

自律神経失調症の診断(検査)の大きな流れは次の通り。

(1)面接
   質問シートへの記入や医師との会話によって診断

(2)除外診断
   症状が他の病気によるものでないか、の検査

(3)自律神経機能検査
   自律神経自体のはたらきに異常がないか、の検査

(4)心理テスト
   症状の背景にある心理的要因を探る検査

 

今日は、(3)自律神経機能検査 についてくわしく見てみましょう。

 

不調があっても検査で異常が見つからないのが自律神経失調症の特徴。
でも自律神経そのものの働きを調べる検査で、自律神経の状態がわかるケースがあります。
それが、『自律神経機能検査』。

自律神経機能検査には、いくつかの種類があります。
症状にあわせていくつかの検査をして、判断しています。

ただし、自律神経失調症の場合、自律神経機能検査
かならず異常が見つかるとは限らないので、
その場合は、(4)心理テスト などで総合的に判断します。

では、主な自律神経機能検査について紹介します。

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シュロング起立試験
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まず、10分間以上静かに横たわった状態で血圧を測定し、
次に、立ち上がった状態で血圧を測って、
その変化を調べるのが、シュロング起立試験です。

 

◎血圧に大きな変化がない・・・自律神経の機能は正常です。

◎立ち上がった時に血圧が大きく下がる・・・自律神経機能に
異常があり、めまいや立ちくらみなどの、起立性低血圧を起こしやすい。
(最高血圧で21mmHg以上も下がる、最低血圧で16mmHg以上も下がる。)

◎立ち上がった時に最高血圧が下がって、最低血圧が上がる・・・
手足の末端から心臓へ血液が戻るはたらき(静脈還流)が不十分な状態。
疲れやすい、脱力感、だるい、などの症状を起こしやすい。

 

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立位心電図
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横になった状態で心電図をとり、次に
立った姿勢でもう一度心電図をとり、
その波形の変化で自律神経の状態を検査するのが、立位心電図。

健康な人は寝ていても立っていても、波形に大きな変化はありませんが、
自律神経が乱れていると、立ち上がった時に波形が乱れます。
これは、血管の運動神経や、心臓のはたらきを調整するチカラが弱いためです。

 

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マイクロバイブレーション(MV)
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体の表面に起こる微細な振動を「マイクロバイブレーション(MV)」といいます。
マイクロバイブレーションの振動数を測定・分析して、自律神経機能の状態を
検査するのが、マイクロバイブレーション(MV)です。

20℃〜25℃に室温を保った状態で横になって安静にします。
利き手と反対の手の親指に自然に起こる細かい振動を5分以上測って、
脳波形や心電図に連動っせて周波数を求め、コンピュータで分析します。
周波数の帯域によって、交感神経と副交感神経の緊張の度合いなどを調べます。

 

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心拍変動検査
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心電図の一拍ごとの感覚をコンピュータで解析して、
交感神経と副交感神経とのバランスを検査するのが、心拍変動検査です。

ベッドに仰向けに寝た状態で3分間安静にした後、3分間心電図をとります。
基本的には心電図検査とほぼ同じです。

脈拍は、緊張すれば速くなり、リラックスすれば遅くなります。
脈拍を一拍ごとに検査して、この変化のもととなっている自律神経が
どのようにはたらいているかを継時的にチェックするのがこの方法です。

 

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皮膚紋画症
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細い棒のような先端のとがったもので腕の内側などをこすって、
皮膚にあらわれる反応を見るのが皮膚紋画症の検査です。

自律神経が正常な人は数秒後に白い筋が浮き上がって、
5〜10分もすれば消えますが、
自律神経が乱れている人は、こすった部分が赤くなったり(赤色皮膚紋画症)、
みみずばれのように腫れ上がって(浮腫皮膚紋画症)なかなか消えず、
かゆみを感じる、ということが起きてきます。

 

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鳥肌反応検査
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首筋、うなじ、わきの下などに機械的または寒冷刺激を与えて、
皮膚の反応(鳥肌)を見る検査が、鳥肌反応検査。

反応が過敏な場合は、不安のために交感神経が緊張して、
立毛筋が収縮して鳥肌が立ちます。
この反応の強弱で自律神経の状態をチェックします。

 

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指尖容積脈波
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人差し指と中指の腹の部分に現れる、微細な脈を調べる検査が指尖容積脈波。
不安や緊張で交感神経が緊張していると、通常よりも脈の変化が少なくなります。

 

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皮膚電気活動
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人間の体がもつ「電気を通す性質」を利用した検査で、
手のひらや指の2点と電池をつないで、電気の流れの変化を調べる検査が
皮膚電気活動です。
不安や緊張で交感神経が緊張していると、変化が早くなります。

 

次回のメルマガでは、
自律神経失調症の診断(4)心理テスト について詳しく紹介します。

 

 

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